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仕事と育児とヒュッゲ

究極の働き方改革!社員を個人事業主にするタニタの取り組みは日本を変えるか

ども、ゆっくり歩いてますか?すぎやまです。

今日は月曜日ですから、仕事モードに切り替えるのに苦労する人も多いのではないかと思います。私は月曜日の負荷を減らすために、月曜日の朝にやらないといけないこと(家事とか仕事の準備とか)は、できるだけ日曜の夜に終わらせるようにしています。

そうするだけで月曜の朝を少し落ち着いてスタートすることができますし、ゆっくりと歩き出すことができると思うのです。

さて、あなたは今朝、どんな気持ちで仕事に向かったでしょうか?「さぁ、やるぞ」と思いましたか?それとも「行きたくないなぁ。」と思ったでしょうか?もしも後者ならば、なにかを考え、行動してみる必要があるように思います。

人が働く理由や動機は、人それぞれ。だから本当は「働き方」だってもっと多様性を持っているべきだと私は考えています。

そんな働き方の多様性を究極的なところで実現しようとしている会社がありました。それが体重計や健康食で有名なタニタです。

business.nikkei.com

タニタが取り組んでいること、それは「社員を個人事業主にする」ということなのです。一体どういうこと?と思った方は、ぜひ上の記事をチェックしてみてください。

簡単に言えば、タニタでは希望する社員に対して、雇用契約を終了し、新たに業務委託契約を結ぶことを始めました。つまり社員は会社を辞めて個人事業主として独立するということになります。

独立するわけですから、出社時間も退社時間も、それどころか休日さえも会社に拘束されることはありません。とはいえ、いきなり独立しても困るでしょうから、直前までタニタ社員として行っていた業務を「基本業務」としてタニタから委託され、報酬についても直近の給与額などを考慮して、「基本報酬」が決定されるようです。

これはある意味で過激な取り組みであると同時に、究極的な働き方改革だと言えそうです。だって自由に働く権利を得ると引き換えに、会社との雇用関係を終了しちゃうんですから。

ただ個人事業主をしている立場からすると、これほど恵まれた環境で独立をスタートできることもなかなか無いと感じます。税理士やら社会保険料なんかもかなりの部分をタニタ側が面倒みてくれるようですし、なによりも最初から仕事がある状態で独立をスタートできるわけですからね。「いつかは独立を」を考えている方には良い制度だと感じます。

一方で、この制度を利用することで将来に不安を感じる人もいるでしょう。業務委託って言ってもいつまで契約してもらえるのか?と不安に思う人もいるはずです。そういう人は、この制度を使うべきではないでしょう。

ただ業務委託というもの自体、そもそもずっと続くものではないんですよね。でもそれは会社だって同じこと。会社がいつまで続くのかなんて誰にも分からないのですから。

それならば、会社に養ってもらうか、それとも自分で稼ぐ力を身につけるか。タニタとしては、自分で稼いでいけるような優秀な社員を育て、そんな人と仕事をしていきたいと考えているのだと思います。

働き方改革とは、単なる残業や長時間労働を抑制するだけの取り組みではなく、会社が生産性を向上し、競争力を高めることのはず。そういう観点からみると、タニタの取り組みは、劇薬的に感じる部分もありますが、理にかなっているようにも思います。

タニタの社長が言うには「2021年春に入社する新入社員は、全員が個人事業主になることを前提として採用するつもり」とのこと。この挑戦がうまくいくかどうか、個人的にはとても興味深く思うとともに、本当に働き方が変わる時代がきているなと改めて実感しました。あなたはどう感じたでしょうか?ではまた!

タニタの働き方革命

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  • 作者: 谷田千里,株式会社タニタ
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
  • 発売日: 2019/06/25
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