Walk Slowly

仕事と育児とヒュッゲ

続・僕と嫁と息子の「ゲロゲロ大戦争」

〜前回までのあらすじ〜

・突如として吐く息子 ・慌てふためく私と嫁 ・夕方には元気な息子

ども、すぎやまです。今回は昨日の続きを。そんなわけで吐いた日の夕方にはすっかり元気になった息子に、私たち夫婦はすっかり安心しきっていました。実際、吐いた日(19日)の翌日、日中の息子はいたって元気に過ごしていたのです。

しかし、それはその夜に突然に起こりました。それは深夜2時ごろのこと。

「パパ、起きてー!」という嫁の声に目を覚ますと、そこには布団の上でゲロゲロしている息子の姿がありました。なんの準備もしていなかったので、布団の上は酷い有様に。すぐさま息子をお風呂場に連れていきますが、眠たい息子は泣きぐずります。まさに修羅場、まさに戦争。

とにかく息子を風呂場に連れていき、汚れたパジャマを着替えさせます。その間に嫁さんは布団の始末。夜中に大洗濯が始まりました。息子はまた布団でゲロってしまうと危険かつ大変なので、ソファーで半分座った状態で眠らせることに。吐いたらすっきりしたのか、スッと眠りにつきました。ただ私も嫁も心配で朝方まで眠れず…。嫁さんはひたすら洗濯機と格闘していました。

夕飯はおかゆなどの軽めのものにしていたんですが、胃腸炎の状態ではそれも消化しきれないんですね。夜に食べたものはだいたい吐いてしまっていました。そして迎えた日曜日。

起きた息子はとても元気。熱もなく、様子はいつもと変わらないように見えます。普段の休みの日ならお菓子などもあげるのですが、さすがに心配なので消化に良いおかゆや素麺なんかを作ってあげました。

それでも息子はお菓子をもらえないことやお腹いっぱい食べさせてもらえないことに不満爆発。「おかしたべたいー!おなかへったー!」と怒り狂っていました。「食べたら吐いちゃうでしょ!」と叱るのはかわいそうなので、「元気になったら食べようね」となだめるのが精一杯。

そうして迎えた深夜。「静かに眠りたい」そんな私たち夫婦の小さな願いは、小さな息子によって引き裂かれました。深夜2時すぎ、むくりと起き上がった息子は、非情にもゲロをぶちまけたのでした。

「起きて!」と呼ぶ嫁の声、お風呂場に行きたくないと泣く息子。世界で1番安らげる場所である寝室が、一瞬で戦場に変わり果てていました。吐き終わるとなにごとも無かったようにスッと寝る息子を尻目に、嫁さんは洗濯機と格闘を始めます。もう我が家には使えるシーツも毛布も無くなっていました。

そして迎えた月曜日。さすがに前日に嘔吐しているので保育園はお休みにして、再度受診することにしました。お医者さんからはやはり胃腸炎だろうとの診断。ただ夜にだけ吐くというのはめずらしいので、続くようなら他の原因を考えようとのこと。

この頃の私たちは、ひたすら息子のゲロテロに怯える生活を送っていました。息子が寝返りをうったり、寝ぼけてちょっと起き上がるだけでも飛び起きるような状況。お医者さんからは「夕飯を軽くするように」と言われたので、息子に文句をいわれながらも、夕飯はおかゆをメインにできるだけ油ものなどは避けるようにしました。

そうして迎えた月曜の深夜、息子はついにゲロテロをすることなく眠ることができたのです。この頃には布団の上にビニールが敷かれ、その上にバスタオルを敷いて寝ているような状況でした。枕元にはビニールを被せたバケツも用意してあります。そう、我が家の寝室はまさに戦場と呼ぶにふさわしい環境と化していたのです。

そんなこんなで月曜を乗り越えた私たちは「もう峠を乗り越えた。戦争は終わりつつある。」そんな気でいました。そんな淡い希望を、小さな願いを、息子は火曜の深夜2時に打ち砕いてくれました。彼は見事に布団の上でゲロを吐いたのです。しかもちょうどビニールが敷かれていない部分に。

吐き終わるとスッと寝る息子。「ガタガタガタ…」もはや会話を失った我が家に、洗濯機の乾いた音だけが響いていました…。

ゲロゲロ大戦争 後日談

それからの我が家は酷いありさまでした。お菓子が食べられないことに怒り狂う息子と、毎日深夜に洗濯させられて怒り狂う嫁さん。嫁さんはついにゲロ対策の防水シーツ(本来はおねしょ対策のもの)を買いに行き、寝室と布団に徹底したゲロ対策を施しました。

すると不思議なもので息子は全くゲロを吐かなくなったのです。当たり前ですよね。胃腸炎になってから約1週間。彼はもうすっかり良くなりつつあったのです。今回の件で勉強になったのは、子どもの胃腸炎は発症したら1週間は用心しないといけないということ。特に昼間はどんなに普通に見えても、夜のゲロには気をつけなければなりません。

それからもう1つ、気をつけておかねばならないことがあります。それは「2次感染」です。元気そうだからといって、胃腸炎になった子どもの食べかけや飲みかけに手を出してはいけません。間違ってもやってはいけませんよ。

息子が胃腸炎になってからちょうど一週間後の夜、私は突然に強烈な吐き気と下痢に襲われました。病院に行った私に下された診断は、そう「胃腸炎」だったのです。。みなさまもどうぞ、お気をつけて。

ゲロゲロ大戦争・完