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仕事と育児とヒュッゲ

東大&京大生が選ぶ「就職したい企業ランキング」がとんでもないことになってる件

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ども、すぎやまです。

昨日、嫁さんから不意に「疲れてるの?」と聞かれまして、思わずハッとなりました。自分では全く疲れてるなんて思ってなかったんですけど、どうやら嫁さんからは私が疲れているように見えたらしく、そしてよくよく自問してみると私は疲れていたんです。鏡に映った自分の顔を見て思いました。私は疲れてるって。

なので今日の保育園のお迎えは嫁さんにお願いすることにしました。自分のことは自分が一番分かっているつもりでしたが、どうやらそんなことはないみたいですね。人から言われたこともしっかりと耳を傾ける必要があるんだなぁと改めて思います。あなたも、もしかしたら疲れてませんか?

さて今朝は東大生と京大生が卒業式を迎えたというニュースを見かけました。日本のトップ2大学の学生が社会に出るということで、今の優秀な学生たちはどんな会社へ就職を希望しているのかなぁと気になったので調べてみたんですけど、その結果に愕然。

www.onecareer.jp

ぜひリンク先のランキングを見て欲しいんですが、私の知らぬ間にとんでもないことになってました。私のイメージでは金融系企業に加えてトヨタとかソニーといったメーカーが数社入るかなと思ってたんですけど、全く違います。

なんと上位6社&トップ10のうち8社を「コンサルティングファーム」が独占しています。コンサルじゃないのは総合商社の三菱商事と外資系金融機関のモルガン・スタンレーのみ。日本企業もたった3社しかランクインしていませんでした。(日本企業も三菱商事以外はコンサル会社のみ)

これが日本のトップ学生のリアルなんですね。もう新卒のペーペーとして日本の大企業に入社して、コツコツ経験積んで40代で課長、50代で部長になるなんてキャリアには全くもって魅力がないのでしょう。

それよりもスタートから外資系コンサルでガンガン働いて実績を上げ、起業やヘッドハントを狙うというのが今の優秀な学生の理想的なキャリアなのかもしれません。今の若者って本当に頭が良いですからね。能力の低い上司の下で昇進の順番待ちをしないといけない日本大企業には魅力を感じないのも納得できます。

それに日本の大企業にも外資コンサルってかなり入ってますからね。今の学生からすると日本の大企業っていうのは問題を抱えた「顧客(クライアント)」に見えていても不思議ではありません。つまり就職先じゃなくて、お客さんということですね。

うーん、確かに私が就活した10年くらい前もコンサルティングファームというのは人気がありました。ただここまで露骨に上位を独占することになるとは…。今の学生には「終身雇用」なんてほんの少しも信用していないのだと感じます。外資企業ってまさに「転職」を前提とした就活ですよね。

もはや就活の面接で「御社で定年まで勤め上げる所存です!」みたいなことは言わないのでしょう。(会社としても定年まで雇ってあげられる約束なんてできないですし。)もう会社の中でキャリアステップ、キャリアアップを目指す時代ではないと言えるのかもしれません。そうなると日本はますます欧米的なキャリアスタイルに近づいていっていると考えられます。

このランキングの結果を見るに、従来型日本企業の「新卒の新入社員をゆっくり時間をかけて育てよう」みたいな考え方は、今の優秀な学生が求めるキャリアと根本的に食い違ってしまっているようです。

今の日本で起こっていることは「日本で育った優秀な学生は日本企業に興味がない」ということのようです。これは頼もしいやら悲しいやらですね。一方で日本企業は海外留学経験や外国語の話せる学生を求めており「日本で育った日本の学生が日本企業に必要とされない」という現象も起きています。日本企業の外国人採用はこれからも加速していくでしょう。

ただ日本の優秀な学生が日本企業を希望してくれないというのは、長期的にみると日本にとってはマイナスだと思います。日本企業も昇進や昇給の面で、外資に負けないスピード感を持った制度を作れれば良いのですが…。それができないからこういう状況になっているんでしょうね。

私が学生でも日系企業よりはコンサルファーム目指すもんなぁ。今日は日本のトップ学生のリアルを勉強させてもらいました。ではまた!