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仕事と育児とヒュッゲ

サブウェイFCが潰れるほど「余裕がなく、決めたがらない日本人」

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ども、すぎやまです。昨日は資格勉強でヘトヘトだったので更新できず、すみませんでした。昨日の学びとして、私は緊張すると早口になるクセがあるんですが、カウンセリングの場ではできるだけゆっくり話すようにと助言を受けました。

「ビジネスでは速いことは正義かもしれませんが、カウンセリングではゆっくりとしていることが大切です。急いでしまうとクライアントが話したいことを話すことができません。」とのこと。"ゆっくり"というのは、相手の話を聞く上でとても大切だと理解できました。「急いては事を仕損じる」ということなのでしょう。

さて今日は、「急かなかった結果、事を仕損じてしまった」といわれている「サブウェイ」について考えたいと思います。ご存知の方も多いかと思いますが、サブウェイのフランチャイズ運営会社が破産したというニュースがありました。サブウェイは私も嫁も好きで、店舗を見かけるとちょいちょい利用することがあったのでショックです。

ただ去年だったかな?最後に池袋で利用したサブウェイがもう最悪で、ほとんど新人みたいな子が1人で大量の客を相手にしており、嫁さんはサンドイッチを受け取るまでに30分以上も待たされました。その結果「もうここのサブウェイは2度と行かない」と憤慨。それ以来、サブウェイの敷居はまたぐことはありませんでした。

そんなわけでずっと好きだったんですが(特にえびアボカドがね)、最近はそうでもなかったサブウェイ。かなりの苦境に立たされているようです。実はFC運営会社が破産する前からその予兆はニュースになっていて、大量閉店が話題になっていました。

biz-journal.jp

ただこの記事を見て私が思ったのは「え?サブウェイって遅いの?面倒なの?」ということ。ただ実際にサブウェイが遅くて面倒だと思っている人は多いようで、SNSなどでもサブウェイの問題点について上の記事と同じような指摘をしている声が多くありました。

確かにサブウェイの商品提供のスピードというのは、コンビニでサンドイッチを買うよりかは遅いかもしれません。ではマクドナルドやモスバーガーよりもずっと遅いかと言われるとそうでもないと思います。マクドナルドはレジが何台あってもなぜか1つしか使わず大行列していることはざらですし、モスバーガーは調理に時間がかかるので待つ時間は長めです。

そんなわけで私にはサブウェイが特筆して遅いという印象はありませんでした。それよりもマックやモスと違って眼の前で作ってくれる安心感や丁寧さは、マックやモスには無い魅力だとも思います。

皆さんはマクドナルドの"あのキャンペーン"を覚えてますか?いやますっかり業績も回復し、それと共にイメージも回復したマクドナルドですが、過去最悪の業績となるきっかけを作ったのは「ENJOY!60秒サービス」でした。これは会計後、60秒以内に商品を提供できなければバーガー無料券などをプレゼントするというキャンペーンだったのですが、その結果それはそれはもう酷いことになったのです。

matome.naver.jp

私はてっきりあのキャンペーンで「急いで雑に作るよりも、ゆっくり丁寧に作ること」の大切さにみな気づいたと思っていました。ところが喉元過ぎれば熱さも忘れるのでしょう。結局、客が求めるものはスピードなんですね。速い=正義だと、そういうことなんでしょうか。私は目の前で丁寧に作ってくれることも悪いこととは思えないのですが、やっぱりそう考える"余裕を持てる人"は少ないのかもしれません。そういえば商品提供の遅いモスバーガーも業績不振でしたね…。

それからもう1つ驚いたのが「面倒」というワード。どうやら日本人はサブウェイで注文するのが面倒みたいです。サブウェイの注文方法といえば、まずサンドイッチの種類を決め、次にパンを4種類の中から選び(トーストの有無も)、苦手な野菜があれば伝え、最後にドレッシングを選びます。

ざっくり見ると、サンドイッチ、パン、ドレッシングの3回に渡って意思決定をする必要があるのですが、これがどうも日本人には合わないみたいですね。ちゃんと選べば自分好みのサンドイッチを作ってもらえるのに、それよりも何も考えずに「ビックマックセット」と注文できる方が好まれるようです。

これはまぁなんとなく分かります。飲み会のスタートは「とりあえずビール」という人や、ランチメニューは最初に誰かが頼むと「じゃあ私もそれで」という人は実に多くいますよね。ようするに自分で何かを決めるのが苦手、だからできるだけ決めたくないという心理でしょうか。

何かを選ぶということは、他を選ばないということですからね。選択するということには常に「これでいいのかな?」という不安がつきまといますし、自分で選んで失敗してしまった時には自己責任ですから文句も言えません。逆に自分で決めるということをしなければ、そうした不安もないし、頼んだものが不味ければ不満や文句も言えます。

ただ私は「自分で何かを決められる」というのは素晴らしいことだと思うんですよね。世の中、自分じゃどうしようもできないことばかりですから、せめてサンドイッチくらいは自分で決められたって良いのではないでしょうか。それに自分でサンドイッチを決められるというのは、自分で自分の好みをしっかり分かっているということですからね。

そう考えると今の日本人は自分の好みすら把握する余裕がなく、それを決めるのも先送りにしておきたい状況なのかもしれません。そんなわけで私は変わらずサブウェイを支持するのですが、いかんせんサブウェイはメニューが古臭いというかパッとしないんですよね。えびアボカドを超えるような、そんなメニュー開発に勤しんでもらいたいと心から願います。ではまた!

P.S. 実は海外でもサブウェイは不振に陥っているのですが、その原因はメニューと言われていて、日本のように提供スピードや注文方法が槍玉に挙がってはいないようです。だって本当に提供スピードや注文方法が問題ならスタバなんて流行しないと思いませんか?本当の問題はメニューなんじゃないかと、そんな気がしています。