Walk Slowly

仕事と育児とヒュッゲ

前澤社長に100万円がもらえなかった人に捧げるお話

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ども、ゆっくり歩いてますか?3連休は本を読んだり、新しいことに挑戦したり、いろいろと充実できました。やはり新しいことをするというのは、人生にとってとても大切ですね。

今朝は息子がなかなか起きなかったので、いつもよりちょっと長めに寝かせてあげたんですが(寝顔を見ているのは可愛いので)、そのぶん朝ごはんを食べられる時間が短くなってしまいました。その結果「もう保育園にいくよ!」「まだたべる〜!」というバトルに。

「ズボンはかない〜!」と泣きながらダダをこねる息子を見て「こんなことなら、もっと早く起こせば良かったかな」と少し後悔する自分がいました。結局、なにがその人のためになるのか、というのは簡単には分からないものですね。息子は朝はゆっくり食べたいみたいなので、とりあえず明日からは早く起こすことにします。

さて最近はZOZOTOWN前澤社長の「1億円プレゼントキャンペーン」がとても話題になりましたね。前澤社長は「みんなお金じゃなくて夢がほしいんだ。泣けてくる。」みたいなことを仰っていましたが、個人的に「100万円あったらやりたいこと=夢」だとは思えないので、ちょっとズレた印象というか違和感を覚えてしまいました。

私はもしも100万円もらえたらアイスランドにオーロラを見に行きたいなと思いますけど、ではそれが夢かといわれると違います。夢というのは大抵はお金で実現することが不可能なもので、だからこそ尊いと思えるのではないかと思うんですよね。オリンピックの金メダルにみなが感動するのは、それがお金で買えないものだと分かっているからです。

何が言いたいかというと「100万円じゃ夢はかなわないし、お金で解決できるものを夢とは呼べないよ」ということなんですが、存外「100万円あったらどうしようか」と思案することは悪いことではないと思います。ただこれも考え方が重要でして「100万円を何に使おうか」と考えてしまうと途端につまらないことになってしまいます。

なので「100万円を使って、2時間でどれくらい増やせるか」なんてことを考えてみるのはどうでしょうか。あなたなら100万円と2時間を使ってどんなことをしますか?ちょっと考えてみてください。

実はこれ、スタンフォード大学の有名な授業の課題なんです。もちろん課題は100万円なんて高額ではなく、たったの5ドルでしたけどね。ただ侮るなかれ、5ドルを元手に2時間で600ドル以上を稼いだ学生グループもいたんだとか。元手を120倍にした計算になりますから、驚くべき数字です。

ではその学生グループは5ドルをどう使ったのか。結論からいうと、5ドルには一切手をつけなかったんですね。5ドルでは大したものは買えないので、5ドルに縛られるのではなく、自分たちにできることや周囲の問題に目を向けたのです。

あるチームは週末になると混み合う人気のレストランに並んで予約し、その予約席を売りました。別のチームは学生会館の真ん中で自転車のタイヤの空気圧を測り、空気を入れるサービスをしました。イベントで記念撮影をするサービスをしたり、地域のグルメマップを作って売ったチームもいました。

つまり「自分になにができるか」と「周囲で問題を抱えている人は誰か」というシンプルな2つの要素をつないでお金を稼ぐことに成功したんですね。これは当たり前ですがとても重要なことです。

100万円と2時間という課題を与えられて「自分になにができるか」と考えた人は少ないと思います。100万円を何に投資しようかと考えた人がほとんどだったのではないでしょうか。ただよく考えてみてください。今回、前澤社長から100万円もらえなかった人でも、「自分と時間」という2つの資産は必ず持っているはずです。

その2つを駆使して「周囲の問題」を解決していけば、100万円を稼ぐことだって難しいことではないのかもしれません。たぶん。TwitterでRTボタンを押すよりは簡単じゃないですけどね。だから100万円もらえなくても大丈夫!なはず!たぶん!ではまた明日!

今日のスタンフォード大学の話はこちらの本に載っていたものです。

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