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「日本一働きやすい会社」が東証1部へ上場!どれくらいホワイトなの?

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ども、ゆっくり歩いてますか?すぎやまです。師走の月曜日、忙しく憂鬱な人も多いんじゃないかなと思います。かくいう我が家もちょっとドタバタとしておりまして、クリスマス前までは忙しい日々が続きそうです。

身体も心も忙しい状態が続くと疲れ切ってしまいますから、1日のどこかで少しゆっくりとできる時間を作りたいですね。例えば朝に温かいココアを飲んだり、帰ってきたらお風呂にゆっくり入ったり。人間が高いストレスに耐えられるのは「14日間まで」というデータもあるようです。(これを過ぎるとメンタルに支障をきたす可能性が高まるそうです。)

もしも長い期間ストレスを感じているのであれば、どうかそのストレスを忘れる瞬間を作ってみてください。趣味に没頭したりちょっとハードな運動をしたりですね。ストレスのことなんて考えてられない瞬間をあえて作るのも、立派なストレス対策になるんだそうですよ。

さて今回は「日本一働きやすい会社」と呼ばれる企業が東証1部に上場したというニュースがあったので、紹介がてらその企業のホワイトっぷりを見てみたいと思います。

news.livedoor.com

「日本一働きやすい会社」とは電気設備資材メーカーの「未来工業」さんです。以前から超ホワイト企業ということで有名なので、もしかするとご存知の方もいるかもしれませんね。私も名前は聞いたことがありました。

未来工業のホワイトっぷりとは

まずは未来工業が日本一のホワイト企業と言われる所以を調べてみたので、箇条書きで書き出してみたいと思います。

  • 年末年始18連休

  • 年間の休みは約140日

  • 1日の勤務時間は7時間15分

  • 残業は基本的になし。制服もない

  • 約5年ごとに海外へ社員旅行

  • 社内の各クラブに月1万円を補助

  • 社員食堂の定食(500円)に約200円を補助

  • 上司への報告は口頭。無駄な書類は作らない

  • 上司は部下に命令する権限を持たない

  • 成果主義ではない。年功序列を採用

  • ホワイト企業を目指していない

ホワイト企業というと、とかく休みが多いとか残業が少ないとか、そういったことばかり目がいきがちですよね。実際、上のニュースでも「年末年始18連休」という点にフォーカスが当てられています。ただよく考えてみると、休みが多ければホワイトなのかといえばそうではないと思います。

未来工業について調べると、実際にはそうした福利厚生の面は(インパクトは大きいながらも)オマケにすぎないことが分かります。未来工業はホワイト企業を目指しているわけではなく、いかにして「従業員に高い生産性と付加価値を持った仕事をしてもらうか」ということに真摯に取り組んでいるのです。優れた福利厚生はこうした考えから生まれたものなんですね。

その結果、東証1部上場を果たしたのですから、この経営手法を実践することがどれだけの力を持っているのかが分かります。ちなみに未来工業は1965年の創業から赤字はなく、今期の売上も純利益も増収増益となっているそうです。

ホワイト経営とは戦略である

昨今、働き方改革によって残業を規制、あるいは減らす方向で世の中が動いています。不必要な残業を減らす、あるいは残業に対して適切な対価を支払うという意識は歓迎されるべきものです。

ただその一方で、適切に残業代を支払うと赤字になってしまう企業が出たり、会社で残業できないことで従業員にさらなる負荷がかかっているケースも出てきています。果たしてこれで「改革」と呼べるのでしょうか。

未来工業の例を見ても分かる通り、ホワイト経営というのは決して「従業員に甘い経営」という意味ではありません。従業員の持つパワーを最大限に発揮してもらうことで他社にはできないことを実現するという、立派な「差別化戦略」なのです。言い換えれば生き残り戦略ですね。

つまりホワイト企業というのは単なる制度の積み重ねで存在するのではなく、経営戦略あるいは経営哲学によって成り立つものだと私は思います。ホワイト経営とは、高収益で継続可能な企業を作る1つの戦略であるべきなのです。

今、従来型の経営をつづける多くの日本企業が業績で苦しんでいます。その一方で、真にホワイトな経営を実践してきた未来工業は増収増益を重ね、ついに東証1部上場を果たしました。この事実を経営者は重く受け止め、会社のあり方、働き方について見直す必要があるのではと思います。そして、未来工業のような優れた企業がどんどん増えていってほしいなと思っています。

これから就職・転職を考えている方は、福利厚生とともにこうした会社の経営戦略についてもしっかり見ていきたいですね。ではまた。