Walk Slowly

仕事と育児とヒュッゲ

AIに人生を決められる日

f:id:ws-sugi:20181213113155j:plain

ども、すぎやまです。東京はすっかり寒くなり、朝は起きるのが大変ですよね。それを少しでも和らげるため、起きる時間の1時間前にエアコンのスイッチが入るようにセットしてみました。そうしたらビックリするほど起きやすい!起きるのが苦じゃない!

エアコンのタイマーって今まで電源オフのために使うことがほとんどでしたが、電源オンのために使うのも有効なんですね。ついでにリビングのエアコンも起きる時間に合わせてセットしておけばもっと快適になりそうです。皆さんもよかったら試してみてくださいね。

さて今回は私たちの働き方を大きく変えるであろう「AI」の話題を書いてみたいと思います。AIといえば、「AIに仕事を奪われる」とか「今ある仕事の半分くらいはAIに置き換わる」なんてニュースがあったのはご存知かと思います。

オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」(週刊現代) | マネー現代 | 講談社(1/5)

最近は人とAIの在り方を考える作品も増えてきました。例えば、アンドロイドと人間の社会的共存をテーマにしたゲーム「Detroit: Become Human」も話題となりましたね。日本の作品でいうと「攻殻機動隊」なんかも有名です。私たちの社会はいよいよロボットが活躍する未来に近づいていっているのかもしれません。

【PS4】Detroit: Become Human

【PS4】Detroit: Become Human

ただ私が思うに、近い将来の日本で問題として挙がってくるのは、AIに自分の仕事を奪われることよりも「AIに自分の人生を決められること」のような気がしているのです。もしかするとAIはあなたの人生を決めてしまうかもしれません。

拡大するAIによる「審判」

アメリカでは既に社会秩序を守るためにAIが活用されています。「再犯予測プログラム」や「犯罪発生予想プログラム」と呼ばれるものですね。今では受刑者の仮釈放を許可するかどうかという判断に、AIやプログラミングによるアルゴリズムが用いられています。

受刑者からすれば出所できるかどうかというのは非常に大きな問題ですが、そうしたセンシティブな問題にまでAIが活用される世の中になっているのです。この適応範囲が大きくなれば、もしかすると裁判の判決をAIが決めたり、大きな政治判断をAIがする日も来るかもしれません。(既にAI政治家は誕生しています。)

あるいはAIが事前に犯罪を犯す可能性のある人を指摘して、警察が動くなんてことも…。(それってまんまPSYCHO-PASSの世界ですよね。でも現実になる可能性は充分にあります。)

確かにAIによる判断は人が行う判断と違い、私情や偏見を含まない冷静なものだと評価できるかもしれません。(実際にはまだまだ問題があるようですけれど。)とはいえ、AIの判断をまるで神が下したもののように捉えてしまうのはどうなんでしょうか。

例えばあなたが犯罪の被害者、あるいは加害者となってしまった時、人とAI、どちらにジャッジしてほしいと考えますか?

急速に増えるAIによる「採用合否」

犯罪や政治といった話題だと「まぁそんなに自分には関係ないな」と思った方もいるかもしれません。しかし今、AIはもっと私たちの身近なところに採用されようとしています。それが「入社試験」です。既にソフトバンクはエントリーシートの合否をAIに任せています。

ソフトバンクが新卒の「ES選考」をAIに任せた理由 (1/2) - ITmedia ビジネスオンライン

今、日本の人手不足問題は深刻で、年に1度の採用活動では充分な人手を確保できない企業が増えています。そこで通年採用を取り入れる企業も増えているのですが、そこで問題となるのが採用にかかる手間と人員です。

通年採用となると、送られてくる履歴書を確認し合否を判断する作業が1年を通して必要となります。このコストは企業としては頭の痛いところ。そこで取り入れられ始めているのがAIによる合否判断なのです。

人に代わってAIが、その人が会社にとって必要な人かどうかを判断してくれるというわけですね。でもちょっと待ってください。採用する側はいいけれど、履歴書を送った側はどうでしょうか?AIに合否の判断をされるって…ちょっと良い気がしないと思います。

AIに人生を決められる日

このままAIによる採用が広がれば、新卒の学生からすると「AIに人生を決められる」と感じる日がくるのは間違いありません。そして今後、日本でもさまざまな分野でAIによるジャッジが下されていくように予想されます。

だってAIの判断ならケチをつけるのも難しいですし、なにより「ジャッジする」という責任を取らなくて済みますからね。

「君はリストラだ。すまない。でもAIが決めたことなんだ。」

「どうして君が降格か?AIに聞いてくれ。」

こういう会話が現実のものとなる日も近いでしょう。あなたにいくらの給与が支払われるか、それを決めるのもAIになるかもしれません。AI技術は人類を進歩させる素晴らしい部分を含んでいます。ただそれによって失われる豊かさもあるように感じるのです。あなたはどう思いますか?ではまた。