Walk Slowly

仕事と育児とヒュッゲ

母の冷たい手

ども、ゆっくり歩いてますか?今朝の東京は雨でして、久しぶりに上下カッパのフル装備で保育園へ向かいました。しかし手袋を忘れてしまったので、自転車をこいでるうちに手の感覚がロスト。防水の手袋が心底ほしくなりました。

冷たい手というと、私は決まって自分の母親を思い出します。私が小学生低学年だった頃、寒い冬の朝、布団から出られない私のために母は靴下を履かせてくれました。寝ている私の布団に手を入れて、布団の中で靴下を履かせてくれるのです。でもその母の手が冷たくて冷たくて、私は靴下を履かせようとする母の手を何度も蹴りました。

今思えば、母の手が冷たかったのは、私より早く起きて家事をしていたからですよね。その頃住んでた家は蛇口からお湯が出るような洒落た家ではなかったので、母は冷たい水で食器を洗ったり、洗濯をしたり、ご飯を作ってくれていました。そうして冷たくなった手で「そろそろ、起こさなきゃ」と私に靴下を履かせようとしていたのです。

私は寝ていただけなのに、その優しさに気づかず、母の手を毎朝蹴っていました。そんなことを思い出した、雨の冬の朝。母さん、あの時はごめんよ。そして、ありがとう。ではまた。